
気づけば、家のあちこちに増えている子どもの作品。
クレヨンで描いたはじめてのお絵描き、のりがはみ出した折り紙、保育園で作ってきた季節の工作、そしてスマホにぎっしり詰まった写真や動画。
どれも大切な思い出だからこそ、「捨てられない…」と感じている方は多いのではないでしょうか。
けれど現実は、収納スペースにも限界があります。
「みんなどうしているの?」「このまま全部取っておいていいの?」と悩みながら、なんとなく箱に詰め込んでいる…そんなご家庭も少なくありません。
子どもの作品は、単なるモノではなく“成長の記録”。
だからこそ、無理なく、心地よく残していく方法を見つけたいですよね。
今回は、子どもの作品や思い出を上手に整理しながら残すコツをご紹介します。
目次
乳幼児期は思い出が爆発的に増える時期
乳児・幼児期は、思い出がいちばん増える時期です。
家では毎日のようにお絵描きやシール遊び。
保育園や幼稚園に通い始めると、月に何度も制作物を持ち帰ってきます。
さらに、スマホの写真フォルダには寝顔や公園遊び、イベント写真がどんどん溜まっていきます。
つまり、「増えて当たり前」の時期。
整理できないのは、決して片付けが苦手だからではありません。
思い出が多すぎるだけなのです。
まずは「全部残せなくて普通」と肩の力を抜くことが大切です。
まず決めたいのは残す基準
収納に困る原因の多くは、とりあえず全部取っておくこと。
でも、思い出は量より質。
本当に大切なものが残っていれば、それだけで十分です。
例えば、こんな基準を決めてみてはいかがでしょうか。
はじめて描いた絵
明らかに成長が分かる作品
行事やイベントの制作
子ども本人が「これ取っておいて」と言ったもの
親が見てキュンとしたもの
「1イベント1作品だけ」「1年に1箱まで」など、ルールを決めるのもおすすめです。
また、子どもと一緒に「どれにする?」と選ぶ時間も、実は大切な思い出になります。
タイプ別・思い出の残し方アイデア

紙作品(お絵描き・塗り絵・賞状など)
紙類はかさばりやすいので、まとめて管理するのがコツ。
クリアファイルに入れる
年度別にボックス保管
スキャンしてデータ化
フォトブックにまとめる
特におすすめなのが「フォトブック化」。
写真に撮って1冊にまとめると、省スペースなのに見返しやすく、祖父母へのプレゼントにも喜ばれます。
立体作品(工作・粘土・季節制作)
立体物は収納が悩みのタネ。
思い切って「写真に残して手放す」方法も取り入れてみましょう。
作品と子どもを一緒に撮影
小物だけ残す
期間限定で飾ってから処分
「ずっと取っておかなきゃ」と思うより、思い出は写真に残っていると考えると気持ちが楽になります。
写真・動画
気づけば何千枚…というのが今どきの写真事情。
月1回整理する日を作る
似た写真は削除
クラウド保存
年1回フォトブック作成
ためない仕組みを作ると管理がグッと楽になります。
手形足形・母子手帳・へその緒など
これらは特別な宝物。
専用のメモリアルBOXを用意して、大切に保管しましょう。
その際、「名前」「年齢」「日付」を書いておくと、後から見返したときにより思い出がよみがえります。
ラベルやシールで整理しておくと、きょうだい分も混ざらずスッキリ管理できます。
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きょうだいがいる家庭は分けるのが正解
兄弟姉妹がいると、作品が混ざってしまいがち。
「これ、どっちのだっけ?」と分からなくなることも。
子ども別にボックスやファイルを分け、名前や年度を書いておくと管理がぐっと簡単になります。
後から成長を見比べるのも楽しいですよ。
飾ることも、立派な思い出の残し方
全部しまい込むのではなく、飾るのもおすすめです。
リビングの一角に作品コーナーを作ったり、フレームに入れたり。
「これ作ったんだよ」と子どもが誇らしそうに話してくれる時間は、親にとっても幸せな瞬間です。
飾られることで、子どもの自己肯定感も育つと言われています。
季節ごとに入れ替えれば、家の中も明るくなりますよ。
完璧を目指さなくていい。大切なのは振り返れること

思い出の整理に、正解はありません。
全部取っておく必要も、きれいに管理する必要もありません。
少しだけ選んで、少しだけ残して、時々見返す。
それだけで、思い出は十分に宝物になります。
「あの頃こんな絵を描いてたね」
「こんなに小さかったんだね」
そんな会話が生まれる時間こそ、本当の思い出なのかもしれません。
今しかないこの瞬間を、無理のない方法で未来に残していきましょう。
きっと数年後、今日の小さな作品たちが、かけがえのない宝物になっているはずです。














