保育園の洗礼とは?いつまで続く?仕事を休みすぎてつらいときの対策

保育園に入園してから、子どもが頻繁に熱を出すようになった。鼻水や咳がずっと続いている。やっと元気になって登園できたと思ったら、また呼び出しの電話がかかってくる。

そんな状況が続くと、「これが保育園の洗礼なのかな」と思う一方で、

「保育園の洗礼はいつまで続くの?」
「毎週のように仕事を休んでいるけれど大丈夫?」
「有給がなくなってしまいそう」
「職場に申し訳なくて、仕事を辞めたくなる」

と、不安になってしまうこともあるでしょう。

特に育休から復帰したばかりの場合は、仕事にも慣れていない中で子どもの体調不良が続き、思うように働けないことがあります。

保育園の洗礼は、子どもによって程度や期間が異なります。「○歳になれば必ず終わる」という明確な答えがあるものではありません。ただ、入園直後からしばらくの間は体調を崩す機会が増え、その後、少しずつ落ち着いていく子どももいます。

この記事では、保育園の洗礼とは何か、いつから始まりいつまで続くのか、親にうつることはあるのか、そして仕事を休みすぎてつらいと感じたときの考え方や対策について紹介します。

保育園の洗礼とは?なぜ入園すると病気が増えるの?

「保育園の洗礼」とは、子どもが保育園などの集団生活を始めた後、風邪や感染症などにかかる機会が増えることを表す言葉です。

医学的な病名ではありませんが、保育園に通い始めた子どもを持つ家庭ではよく使われています。

たとえば、これまであまり体調を崩さなかった子どもが保育園に入園した途端、

  • 鼻水がずっと出ている
  • 咳が続く
  • 発熱を繰り返す
  • 下痢や嘔吐などの症状が出る
  • 胃腸炎などの感染症にかかる
  • 風邪をきっかけに中耳炎になる

といったことがあります。

一つの病気が治ったと思ったら、すぐに別の風邪をもらってしまうこともあります。

なぜ保育園の洗礼を受けるの?

大きな理由の一つが、集団生活によってこれまでより多くの人やウイルスなどに接触する機会が増えることです。

家庭で過ごしていたときは、接触する人や環境がある程度限られています。しかし保育園では、たくさんの子どもたちが同じ空間で過ごし、おもちゃなどを共有します。

小さな子どもは手を口に入れたり、鼻水や咳を自分で処理したりすることも難しいため、感染症が広がりやすい環境になります。

また、乳幼児はまだ免疫機能が発達途中です。

そのため、保育園に入ったことをきっかけに、これまで経験したことのない感染症に触れる機会が増え、体調を崩すことがあります。

「保育園に入れたから病気になった」と考えてしまうかもしれませんが、集団生活を経験する中でさまざまな病原体に触れることは、子どもの成長過程の一つでもあります。

保育園の洗礼はいつから始まる?

泣いている赤ちゃんの熱を測る母親

保育園の洗礼は、必ずしも入園直後から始まるわけではありません。

入園してすぐに熱を出す子もいれば、数週間たってから体調を崩す子もいます。

特に4月から新しく保育園に通い始めた場合、慣らし保育が終わって本格的に登園するようになった頃から、鼻水や咳、発熱などが増えることがあります。

「入園して1週間で熱が出た」
「1ヶ月くらいしてから体調を崩すようになった」
「ゴールデンウィーク明けから毎週のように風邪を引く」

など、始まる時期はさまざまです。

また、途中入園の場合は4月以外の時期から始まることもあります。

そのため、「保育園の洗礼は入園○日目から始まる」という決まったものではありません。

保育園の洗礼はいつまで?いつ終わる?

「保育園の洗礼はいつまで続くの?」

これは、保育園に通う子どもの親が特に気になるところでしょう。

結論からいうと、保育園の洗礼がいつ終わるのかについて、すべての子どもに当てはまる明確な時期はありません。

子どもの年齢や体質、きょうだいの有無、保育園の環境などによっても違いがあります。

ただ、入園直後は特に体調を崩す機会が増え、その後、成長とともに少しずつ落ち着いていく子どももいます。

「1ヶ月」「3ヶ月」「半年」「1年」と続くことも

保育園の洗礼について調べると、「1ヶ月で落ち着いた」「3ヶ月くらい大変だった」「半年たってもまだ風邪を引く」「1年くらいは頻繁に休んだ」など、さまざまな体験談があります。

これは、それだけ子どもによって差があるということです。

入園してから数週間で落ち着く子もいれば、半年以上、風邪や感染症を繰り返す子もいます。

また、一度落ち着いたように見えても、冬になると感染症が増えて再び体調を崩すこともあります。

そのため、「半年たったのにまだ熱を出す」「1年たっても鼻水が続く」といった場合でも、期間だけを基準に「おかしい」と判断することはできません。

症状が長引いている場合や、気になる症状がある場合は、自己判断せず医療機関に相談しましょう。

何歳になれば終わる?

「1歳ならまだ仕方ない?」
「2歳になれば落ち着く?」
「3歳の年少になったら大丈夫?」

と年齢が気になる人もいるでしょう。

しかし、保育園の洗礼が何歳で終わるかにも個人差があります。

0歳児、1歳児、2歳児など、低年齢で入園した場合は、集団生活を始めた時期から体調を崩す機会が増えることがあります。

一方で、3歳や4歳になってから保育園や幼稚園などの集団生活を始めても、同じように風邪や感染症にかかることはあります。

大切なのは、「○歳までに終わらなければいけない」と考えすぎないことです。

子どもの体力や免疫の発達などによって、少しずつ体調を崩す頻度が変化していくことがあります。

「保育園の洗礼が終わらない」と感じるのはなぜ?

保育園の洗礼がつらい理由の一つが、「いつまでたっても治らない」と感じやすいことです。

特に小さな子どもは、一度の風邪でも鼻水や咳が長く残ることがあります。

ようやく熱が下がって登園できるようになったと思ったら、今度は別の感染症にかかることもあります。

すると、

「ずっと風邪を引いている」
「ずっと鼻水が出ている」
「毎週のように熱が出る」

と感じてしまいます。

実際には一つの病気がずっと続いているのではなく、治りかけのところで別の感染症にかかっているケースもあります。

また、保育園から帰ってきた子どもが家族にうつし、親やきょうだいが体調を崩すことで、家庭全体の「体調不良期間」が長くなることもあります。

保育園の洗礼は親にもうつる?一家全滅になることも

赤ちゃんの熱を測る女性

保育園の洗礼は、子どもだけの問題とは限りません。

子どもから親に感染し、親自身も体調を崩してしまうことがあります。

特に子どもが小さいと、看病するために近い距離で過ごす時間が長くなります。

子どもの食事を手伝ったり、吐いたものを片付けたり、夜中に何度も様子を見たりすることもあるでしょう。

そのため、

「子どもが治ったと思ったら今度は自分が発熱した」
「夫婦そろって体調を崩した」
「きょうだい全員にうつってしまった」

ということもあります。

いわゆる「一家全滅」になると、子どもの看病だけでなく、親自身も仕事を休まなければならなくなります。

手洗い、換気、タオルを共有しないなど、家庭でできる感染対策を取り入れることは大切です。

ただし、乳幼児の家庭では完全に感染を防ぐことは難しいものです。

親が体調を崩したときには、「子どもの看病をしなければならないのに、自分まで倒れてしまった」と自分を責めるのではなく、家族や周囲に助けを求めることも必要です。

保育園の洗礼を受けない子もいる?「うちの子だけ?」と心配になったら

「保育園の洗礼がなかった」
「保育園に入っても全然熱を出さなかった」

という子どももいます。

一方で、毎月のように熱を出す子もいます。

同じ保育園に通っていても、体調を崩す頻度には違いがあります。

きょうだいがいる家庭では、上の子がすでに集団生活を経験しているため、下の子が入園したときの様子が違うと感じることもあるでしょう。

また、「受けない子」と「たくさん受ける子」を比べて、「自分の子どもは体が弱いのでは」と考えてしまうかもしれません。

しかし、風邪を引く頻度にはさまざまな要因が関係しています。

他の子どもと比べて落ち込む必要はありません。

保育園の洗礼がつらい…仕事を休みすぎて申し訳ないと感じたら

子どもの体調不良が続くと、親にとって大きな負担になるのが仕事です。

「また休みます」と会社に連絡するたびに、

「申し訳ありません」
「また迷惑をかけてしまう」
「仕事を休んでばかりいる」
「周りからどう思われているだろう」

と気になってしまうことがあります。

特に復職直後は、自分の仕事を覚え直している途中だったり、新しい仕事を任されたばかりだったりすることもあります。

そんな時期に何度も休むと、「仕事と育児の両立なんて無理なのでは」と感じるのも無理はありません。

子どもの病気は親の責任ではない

まず覚えておきたいのは、子どもが風邪を引いたことは親の失敗ではないということです。

「もっと手洗いをさせればよかった」
「保育園に行かせなければよかった」
「自分のせいで仕事を休むことになった」

と考えてしまうかもしれません。

しかし、子どもが集団生活の中で感染症にかかることを、親が完全に防ぐことはできません。

子どもの体調が悪いときに必要な対応をすることは、親として大切な役割です。

「休んだ分を取り戻さなければ」と頑張りすぎない

仕事を休んだ後、「迷惑をかけた分、頑張らなければ」と無理をしてしまうことがあります。

休み明けから残業をしたり、睡眠時間を削って仕事をしたりすると、親自身の体調が崩れてしまう可能性があります。

子どもの看病で疲れているときは、まず家庭と自分自身の体調を立て直すことも大切です。

仕事を休んだことへの罪悪感から、無理を重ねないようにしましょう。

保育園の洗礼への対策はある?できることから準備しよう

保育園の洗礼を完全に防ぐ方法はありません。

ただし、体調を崩したときに慌てないための準備をしておくことはできます。

病児保育などを事前に確認しておく

子どもが熱を出してから「預けられる場所はないか」と探すのは大変です。

自治体や地域の病児・病後児保育など、利用できるサービスをあらかじめ調べておきましょう。

利用条件や登録方法、利用できる時間なども確認しておくと、いざというときに動きやすくなります。

夫婦で看病の分担を決めておく

どちらか一方だけが毎回仕事を休む状態になると、負担が大きくなります。

「今回はパパが休む」「次回はママが対応する」など、あらかじめ家庭内で話し合っておくのも一つの方法です。

もちろん、仕事の状況や勤務形態によって対応できることは違います。

大切なのは、子どもの体調不良が起きてから毎回ゼロから相談するのではなく、ある程度のルールを決めておくことです。

看病に必要なものをまとめておく

子どもの体調不良は突然やってきます。

体温計や子どもの薬、飲み物など、普段から必要なものを確認しておけば、急な発熱のときにも対応しやすくなります。

また、保育園からの連絡を受けたときに必要になるものや、受診するときに持っていくものをまとめておくのもおすすめです。

「保育園の洗礼対策グッズ」を探す人もいますが、特別なグッズをたくさん揃えることよりも、家庭に必要なものを使いやすく準備しておくことが大切です。

保育園の洗礼で「仕事を辞めたい」と思ったときは

体調不良の子供の熱を測る女性

毎週のように休みが続くと、「もう仕事を辞めたほうがいいのでは」と思ってしまうこともあります。

仕事を休めない、職場に居づらい、子どもの体調不良が続くという状況が重なると、精神的にも疲れてしまいます。

ただ、特に入園直後の大変さだけを見て、すぐに「この先もずっと同じ」と考えなくてもよいでしょう。

保育園の洗礼は、子どもによって期間も頻度も違います。

今後、体調を崩す頻度が落ち着く可能性もあります。

仕事を続けることが難しいと感じたときには、退職だけを選択肢にするのではなく、

  • 勤務時間を調整できないか相談する
  • 家族で看病の分担を見直す
  • 病児保育などを利用する
  • 職場の制度を確認する
  • 転職を含めて働き方を考える

など、いくつかの方法を検討してみましょう。

もちろん、家庭の状況や職場環境によって適した方法は異なります。

大切なのは、「自分が頑張れば何とかなる」と一人で抱え込まないことです。

保育園の洗礼は「いつまで?」と不安になったら、今だけを見る

保育園の洗礼について、「いつまで続くのか」と検索したくなるのは、それだけ今がつらいからかもしれません。

1週間続いた。
1ヶ月たっても熱を出す。
3ヶ月たっても鼻水が治らない。
半年たっても仕事を休んでいる。
1年たっても感染症にかかる。

そんな状況が続けば、「いつ終わるの?」と思ってしまうのは当然です。

しかし、保育園の洗礼には「○ヶ月で終わる」「○歳になれば終わる」という決まった期間はありません。

子どもの体調や生活環境によって違いがあるからこそ、他の家庭と比べすぎないことも大切です。

今は毎週のように熱を出していても、少しずつ体力がつき、以前より風邪を引かなくなったと感じる時期が来るかもしれません。

反対に、一度落ち着いた後に冬などの感染症が流行する時期に再び体調を崩すこともあります。

「いつ終わるのか」を気にしすぎるより、「今できる対策をしながら、今日を乗り越える」と考えるほうが、気持ちが少し楽になることもあります。

まとめ:保育園の洗礼はいつか落ち着く?つらいときは一人で抱え込まないで

保育園の洗礼とは、子どもが集団生活を始めたことで、風邪や感染症などにかかる機会が増えることを表す言葉です。

入園後すぐに始まる子もいれば、しばらくたってから体調を崩す子もいます。

また、いつまで続くかにも個人差があり、数週間で落ち着く場合もあれば、半年、1年と長く感じる場合もあります。

0歳、1歳、2歳、3歳など年齢によっても違いがあり、「何歳になれば必ず終わる」というものではありません。

子どもから親にうつってしまい、一家全滅になってしまうこともあります。

仕事をしている親にとっては、子どもの体調不良が続くことだけでなく、仕事を何度も休まなければならないことも大きな負担です。

「また休んでしまった」と自分を責めてしまうかもしれません。

しかし、子どもの体調不良は親の責任ではありません。

仕事を休むことへの不安があるときは、夫婦で対応を話し合ったり、病児保育など利用できるサービスを調べたり、職場に相談したりして、一人に負担が集中しない方法を探してみましょう。

保育園の洗礼がいつ終わるのかは、子どもによって違います。

今は「いつまで続くのだろう」と感じるほど大変でも、子どもの成長や生活の変化によって状況が変わっていくことがあります。

仕事も育児も完璧にこなそうとせず、周囲の力を借りながら、その家庭に合ったペースで乗り越えていきましょう。

ご購入はこちら
介護用ノンアイロンお名前シール50枚セットのご購入はこちら
介護用ノンアイロンお名前シールタグサイズ50枚セットのご購入はこちら
介護用お名前シール50枚セットのご購入はこちら

新着記事

よく読まれている記事